未使用品です。
縦幅43.0cm
横幅46.0cm
マチ5.0cm
※加工による若干の個体差が御座います。
本体素材:: 馬革(Horse Butt Leather) / 真鍮
リバース・ホースバットを用いた新型トート。
多数のリベットを打ち込み、革のワッシャーパーツで装飾したデザインが特徴的です。
日本人デザイナーならではの機能性を持たせたトートバッグとなっており、
デザイナー自身が素材となるレザーの生成から立ち合い、シボや色斑、ヒビ割れや擦れ、歪み等の自然なエイジングを表現し、炙りや洗い加工に由る、唯一無二の表情を持つ作品。
程良い収納容量を持ち、両サイドのインナーポケットにはスマートフォン等の小物が収納可能な大きさ。
そのインナーポケットはコードバン部位を贅沢に使用し、一つの作品で革の様々な表情が愉しめます。
縫製面では、一切のミシンを使用せず、デザイナーが全て手縫いにて仕上げており、
アルチザン色の非常に高い作品に仕上がっています。
(素材について)
厚みのあるコードバン層を含む、ホースバット(馬の臀部から腰下周辺の革)リバースのフルグレインを採用。
製品染め、洗い加工を施していますが、加工過程でオイルを染込ませて深い皺を形成、
使込む事でオイルが馴染み、擦れてアタリが形成され、深い陰影感あるエイジングが見られます。
その自然な経年変化と、ホースバットが元来持つ独特のシボ感がはっきりと出る様に、
時間を掛けて丁寧に解し、表裏をシェービング、洗浄とオイル入れを繰返します。
強く出したクラッキングは、ヒビ割れが進行しない様に丁寧に解し、削り、オイルで仕上げています。
最終工程で、更にオイルを入れてワックスで磨き、マットな質感に仕上げています。
コードバン層の艶味とそうでない部分の毛羽立ち、そのコントラストが非常に豊かな表情です。
持ち手にはムラ染めの染色を施した布帛生地素材を使用しています。
金具には全てアンティーク加工が施された真鍮を使用しています。