記憶をテーマにした”Caretaker”から、
自身で履いていた、
日本製ヴィンテージのオフホワイトのワイドパンツをメディウムにした一本、いや日本が登場↑
経年の傷や汚れに、日本の藍染めの古布などをあて、古いフレンチワークの補修に見られる、くり抜き型のリペアを施しました。
さらにその上から、補強と意匠ふたつの意味で、藍染めの刺繍糸を使用して刺し子で等間隔でストライプを構成。
パンツ自体の元ネタわ、おそらくセーラパンツ。
ウエストに並ぶサスペンダー用のランダムボタンにわ、ヴィンテージのコロゾやプラスチック、ウッドボタンを使用。とてもいい雰囲気デス。
おばあちゃんがちくちくした刺し子のような優しさと、アフリカからアジア、日本を服むエスニックさを感じさせるJAPAN BLUEな一本です。
サイズ:
ウエスト39-44cm総丈96cm
股上34cm股下65cmワタリ37cm裾30cm
履き込まれた綿素材がもつクタっとした肌触り。
最後の工程で、移染を目的に熱湯をくぐらせました。その後、中性洗剤と洗濯洗剤の二段階で洗いをかけて天日干しにしておりマス↑
そのため全体的に、薄く水色や菫色などムラ感ある独特な表情に仕上がりました。
元々、白地に色移りしやすい藍を合わせるのわ禁じ手デスが、使い込まれたパンツが着用し洗濯をする度に、ジョジョに蒼く染まり、アオく新しく生まれ変わることをコンセプトにしておりマス
更に移染を進めたい場合わ、熱湯へGo=
線 線 線
デザインだけでなく補強の意味合いで、
約3cm間隔で入る藍の刺し子糸。
白地でわ、ただ青いストライプですが、
藍生地の上でわ、古来より日本人が愛し沢山の名前をつけてきたアオの深さとイロの美しさを魅せてくれます。
端々に入る茜色や萌葱色、コバルトの差し色。
お尻の左ポケットにわ、
赤いシルク糸でこのラインの木をモティーフにした刺繍が入ります。
By walid ポータークラシック Kapital kuonなどお好きな方に↑
私わブルキナファソもとい世界中の藍染めの布が大好きデス。観てるだけで楽しい。
今日の様に「世界」が近くなかった遥か昔から、
遠く離れたそれぞれの場所の全く違う生活の中で、
時同じくして藍染めをしていたことを思うと、
こころが少し近づく気がイタしマス。