記憶をテーマにした”Caretaker”から、
「JAPAN BLUE PANTS」の制作時に出た
生地の端切れと藍染めの古布を使い生地を作り、
藍染めの刺繍糸で刺し子を施したショルダーバッグが登場↑
白地と藍の布2枚を縫い合わせた原始的な構造。
マチを作らずぺたんとしてマスが、体に沿うようなまるで袈裟の様な印象。大容量です。
肩紐にも生地の端切れや藍の布を使っています。
縫い合わせた3本の布を編み込み、
幅3cm 太さ1cmの極太の三つ編み紐を肩紐にしました。
総裏地の内側にわ間仕切りをひとつ。
フランスアンティークの大ぶりの黒いコロゾボタンがいい雰囲気です。
リバーシブルでも使用可能。
鞄がスタイリングの主役になる大迫力の一袋デス↑
サイズ:
横45cm×縦47cm ショルダー縫い目より約120cm
最後に、移染を目的に、
熱湯を潜らせて2段階で洗剤を使い洗いをかけています。かなりシバいてマスので、普段使いで服への色移りわほぼないと思いマス。
肩紐わ左右3点ずつ固定しておりマス。
長さの調整わ紐を結ぶ方法を想定しておりマス。
写真を参考になさって下さい。
当方、鞄職人でわありマセん。
完璧を求める方わ購入をお控え下さい。
制作全般に云えることデスが、
図面や下書きなど一切なく、頭に浮かんだものを形にする為に、目の前の素材と組んず解れつカクトーし、漂流しながら作っておりマス。
「行為ふモン、おもしレェ!」
と云ふ温かいスタンスで観て貰えましたら幸いデスP☆
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元わ保存袋として作りましたが、気に入りまして、
帽子にするか鞄にするか…。
「記憶に(を)入れて運ぶ」と云ふコンセプトが気に入り、愛でたく鞄と愛なりました。
鞄と云ふモノわ実に不思議な発明でして
鞄がない時代、ヒトわどうしてイタので賞か。
頼れるものわ両手だけ。どんな生活だったのか。
仕事や学業、遊びや旅行、もはや鞄がない生活など想像出来ない。
あれもこれも使うかも!っと片っ端から鞄に入れる人わ、これから起こるかもしれない未来に対して備えている。大体使わないけれど。
あった…良かった!/忘れた…ガッデム!
鞄の中とは、準備する未来と過去から学んだ交差点の様な場所で、そこにわ自分の精神がゴロリと転がっている。
だから、鞄の中身わドキっとするの哉。