記憶をテーマにした”Caretakerから、
自然環境に晒し、その力で服に加工を施すことで、
そこに見えない時間や記憶を閉じ込めるシリーズ、
「month later」が登場↑
今回、メディウムにしたものわ、
6.2 0zほどの厚みのロング・カットソーを前開きにし、手縫いで前立てとボタンホールを増設。
アンティークやヴィンテージのマルチボタンを取り付け、ノーカラー・シャツにした1枚。
左胸に、シルク系で木をモティーフにした刺繍と
右部に、C.Tのイニシャルが入りマス。
黒い染料が、
まるで、ブリーチで焼いたような色味へと変色していますが、これらわ全て日光や雨風による自然色デス。
ベージュ、オレンジ調へのフェードも見事ですが、
屋外に吊るしで加工していた為か、生地が重なる部分に自然にできた日焼けの角度や明暗、コントラストがとても美しい1枚デス。
サイズ:
肩56cm そで丈54cm 身幅57cm 着丈73cm
こう見えて、新品と云ふのも可笑しいデスが、
新品の生地を使っておりマス。笑
出品にあたり、自然由来の洗剤で手洗いし、風合いをつけています。
袖と首元わ切りっぱなし、
ボタンホールとボタンから大量に垂れた糸ダレも妖しくまるで既に長い間、誰かが使ってきたような退廃的でグランジな意匠。
今の時代、
yohji yamamoto やArchivio j.m. Ribot、John Alexander Skeltonなど、
沢山の素晴らしい服たちがありマスが、如何せんイージーケア出来ないのが悩ましいところ。
そうなってくると、
やはりTシャツの様に強くてイージーケアの布帛が1番イイ!
といふことで、
こちらのシャツを作りました。
その強度の強みを生かして、自然加工に身を任せたワケですが、素晴らしい1枚と相成りました。
鯉口の様な形状です。羽織としても◎
因みに、
同じ規格でボタン違いのシャツを2年以上着ていますが、ここまでの雰囲気わ未だありません。
お目にとまりましたら是非。